プロップ
プロップ は、アバターに持たせたり空間に配置したりする小物・アクセサリーです。 リモートアプリの 「プロップ」 ページで、プロップの読み込みと管理を行います。
プロップの種類
プロップは読み込むファイルで 2 種類に分かれます。
| 種類 | ファイル | 内容 |
|---|---|---|
| バンドル | .prop.lsb | SDK の Unity 環境で書き出したプロップ。アバターのソケット(右手・左手・頭など)に自動でアタッチされてアバターの動きに追従し、アニメーション(トグルや表情の切り替え)や椅子などの挙動を持たせられます。アバターを切り替えても自動的に付け替わります。 |
| GLTF モデル | .glb / .gltf | 単体の 3D モデル。空間に配置するほか、アバターの手などに持たせることもできます(マイクを持たせる)。位置・回転・大きさはトランスフォームエディターで調整します。 |
バンドル(.prop.lsb)は SDK の Unity 環境で書き出します。作り方は
プロップをエクスポートする を参照してください。
0.24.0 でバンドル(.prop.lsb)の内部構成が変わりました。0.23.x 以前に書き出した .prop.lsb は、SDK で再エクスポートしてください。
(再エクスポートしたバンドルだけが新しい構成に対応します。ライブシーンに保存されたプロップの状態はそのまま引き継がれます。)
プロップを管理する
プロップの操作はスタジオアプリに接続している間だけ行えます。未接続のときは「Studio に接続するとプロップを管理できます。」と表示されます。
プロップを追加する
ページ右上の 「プロップを追加」 からファイル選択ダイアログを開き、*.prop.lsb または *.glb / *.gltf ファイルを選びます。
追加したプロップは一覧に並びます。
ロード / アンロード
各プロップのアイコンで、読み込み(ロード)と取り外し(アンロード)を切り替えます。
詳細(アタッチ・トランスフォーム設定)
各プロップの 「詳細」 から設定を開きます。リスト表示では右側のペーンに、カード表示ではダイアログに表示されます。
- バンドル(
.prop.lsb): アタッチ先のソケットを選べます。アバターに存在するボーンに応じて WristRight / WristLeft / Head / Chest / Spine / Hips などが候補に並び、既定は右手(WristRight)です。あわせて位置・回転・大きさのオフセットも調整できます。 - GLTF モデル(
.glb/.gltf): トランスフォームエディターで位置・回転・大きさを調整します。アバターの手などに持たせる手順は マイクを持たせる を参照してください。
詳細に並ぶプロパティ(オフセットや、後述の椅子の設定など)は、キーやゲームパッドのボタンに割り当てて操作することもできます。割り当て方は オペレーション を参照してください。
バンドルのふるまい(アイテム / チェア)
バンドル(.prop.lsb)は、書き出した中身に応じてふるまいが決まります。ソケットに追従するだけの素のプロップに加えて、アイテム と チェア という 2 つの特別なふるまいがあります。
アイテム(AvatarItem)
アバターに持たせる小物で、ソケットへの追従に加えて アバターのアニメーションと表情に連動します。
- アバター側で動いているアニメーションパラメータ(トグルやジェスチャーなど)が、同名のパラメータとしてアイテム自身のアニメーターにも渡されます。
- アイテムが持つ表情マッピングが、アバターの表情ウェイトに合わせて切り替わります(アバターの表情に合わせて小物の見た目も変わる、など)。
これにより、アバターの動きや表情に追従して一緒に変化する小物(手に持つ道具・装飾・エフェクトなど)を作れます。
チェア(AvatarChair)
アバターが座る椅子です。アバターの腰(Hips)の動きに合わせて、椅子の可動パーツが自動で追従します。
可動パーツは次の軸ごとに設定します。
- swivel(回転)/ recline(傾き) — アバターの腰のヨー / ピッチに合わせて、指定パーツが回転します(座面の旋回・背もたれの傾きなど)。
- lateral / height / depth(左右 / 上下 / 前後) — 腰の位置に合わせて、指定パーツが平行移動します。
各軸には次の設定があり、詳細から調整できます。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| min / max | 可動範囲。0 / 0 にするとその軸は動きません(ロック)。 |
| deadzone | 遊び(あそび)。腰の細かな揺れを吸収します。 |
| damping | 追従の滑らかさ(秒)。0 で即時追従。 |
基準となる座り姿勢は Activate(基準ポーズの登録)で記録します。アバターを目的の座り姿勢にしてから Activate を実行すると、その姿勢が各軸の基準(ゼロ点)になります。記録した基準はライブシーンに保存されます。
GLB / GLTF モデルをアバターの手に持たせる具体的な手順は マイクを持たせる も参考になります。