セットをエクスポートする
Unity で作った空間を セットバンドル(.set.lsb) として書き出すと、スタジオアプリに セット として読み込めます。
背景やステージ、配置オブジェクトをまとめた 1 つの .unity シーンを 1 ファイルに固め、スタジオアプリ側で追加読み込みできるようにする仕組みです。
スタジオアプリ側では、読み込んだセットを合成して配信の舞台=ステージを構成します。セットとステージの関係は ステージ を参照してください。
セットを用意する
舞台にしたい空間を、通常の Unity シーン(.unity)として作成します。1 つの .set.lsb には 1 つの Unity シーンが入ります。
- 背景・ステージ・ライト・配置オブジェクトなど、舞台として読み込みたいものをこの Unity シーンに配置します。
- スタジオアプリは追加でセットを読み込みます。アクティブにしたセットのライトが、ライティングの基準になります。
セットの仕様
スタジオアプリ側の仕様に合わせて、セットは以下を満たすように作成してください。
レンダーパイプライン(Built-in RP)
スタジオアプリは Built-in RP で動作します。セットも Built-in RP 環境で作成してください。
ポストプロセス(Layer 22)
Layer 22 が「PostProcessing」用に予約されています。Built-in RP の Post Processing Stack を使うため、スタジオ側のカメラは Layer 22 のポストプロセスボリュームを参照します。
セットにポストプロセスを入れる場合は、Post-process Volume を Layer 22(PostProcessing)に配置してください。別のレイヤーに置くとスタジオ側のカメラに反映されません。
VRChat 用コンポーネント
スタジオアプリは VRChat ではないため、VRChat SDK のコンポーネントは動作しません(Udon/UdonBehaviour、PhysBone、Contact、Constraint など)。VRChat ワールド向けのシーンを流用する場合は、これらの VRChat 用コンポーネントをあらかじめ削除しておいてください。とくに Udon 関連(UdonBehaviour・Udon プログラム)はギミックとして動作しないため削除してください。残っていても機能しないほか、VRChat SDK が未導入の環境では Missing Script やエラーの原因になります。
立ち位置マーカー(StageMark)
セットに 立ち位置マーカー を置いておくと、リモートアプリの「ステージ」ページから選んで、アバターをその位置・向きへ移動できます。1 つのステージに複数置いて、配信中に立ち位置を切り替える、といった使い方ができます。
設定手順:
- アバターを立たせたい場所に空の GameObject を作成します。
- その GameObject 名を分かりやすい名前にします(この名前がリモートアプリに表示されます)。
- GameObject に
StageMarkコンポーネントを追加します。 - GameObject の 位置・回転が、アバターの立ち位置・向きになります。
立ち位置マーカーはセットの読み込み/取り外しに自動で追従します。追加読み込みした .set.lsb(セット)に含まれるマーカーも、ロード中だけ自動的にリモートアプリの一覧へ現れます。
エクスポートする
- Project ウィンドウで、書き出したいシーンアセット(
.unity)を選択します。 - Assets メニュー(またはシーンを右クリック)から 「Lilium Live Studio」→「Export Set Bundle (.set.lsb)」 を選びます。
- シーンアセットを選択していないとメニューは選べません。
- 保存ダイアログでファイル名を指定して保存します。
書き出した .set.lsb ファイルを、スタジオアプリのリモートアプリ「ステージ」ページから追加ボタンを押して読み込みます。
動作確認済み背景
関連リンク
- ステージ — 書き出したセットをスタジオアプリで読み込み、ステージを構成する方法。セット・ステージ・ライブシーンの違い
- VTuber配信アプリを作る — セットを読み込むスタジオアプリ自体を作るクイックスタート
- SDKの構成内容 — LiveStudio など各パッケージの役割