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VRC FaceTracking について

VRC FaceTracking(VRCFT) で作られたVRChat 用アバターを VRChatAvatarTransfer 経由で持ち込むとき、LiveStudio 側ではどう扱われるかを整理します。

VRC FaceTracking とは

VRChat 本体は標準では顔の動きをトラッキングする機能を持っていません。 そこを補うために、コミュニティ製のツール VRCFaceTracking(VRCFT) と、 Unified Expressions と呼ばれる 共通のブレンドシェイプ命名ルール が広く使われています。

  • 入力デバイスは多種多様(Vive Pro Eye / Quest Pro / Pimax Crystal / iPhone ARKit など)
  • アバター側は Unified Expressions の名前でブレンドシェイプを用意 しておくと、どのデバイスからでも同じように顔が動く
  • VRChat 用アバターのうち「FT 対応」と書かれているものは、これらのブレンドシェイプが組み込まれています

VirgoMotion の顔トラッキングとの違い

VirgoMotion は iPhone の ARKit が出力する 52 種類のブレンドシェイプ(PerfectSync) をそのまま使います。

項目VirgoMotion (PerfectSync)VRC FaceTracking (Unified Expressions)
入力デバイスiPhone ARKit のみ多数のデバイスを統合
ブレンドシェイプ命名ARKit 標準名(jawOpen, eyeBlinkLeft …)Unified Expressions 名(JawOpen, EyeClosedLeft …)
シェイプの数5260+(舌・頬・口の細かい形状などを追加)

両者は別物ですが、ARKit 由来のシェイプ群はほぼ共通 です。 実際 VRCFT 対応アバターの多くは ARKit / PerfectSync の名前も併せ持っているので、VirgoMotionStudio 上でもそのまま顔が動くケースが多いです。

PerfectSync 52個のシェイプ名と顔の部位の対応表はこちらを参考にしてください。 パーフェクトシンク対応モデルをつくろう! iPhone顔トラッキング用 52BlendShapes制作メモ はいぬっかメモ

VRChat アバターを持ち込んだときの挙動

VRChatAvatarTransfer で出力したアバターを VirgoMotionStudioTemplate にインポートしたとき、 顔の動き方は アバターのブレンドシェイプ構成 で決まります。

アバター本体に VRCFTAvatar コンポーネントを配置することで ARKitパラメータをVRCFTに適合したUnifiedExpressionパラメータに変換して適用します。

アバターの構成コンポーネント
VRCFT対応 AvatarVRCFTAvatar
PerfectSync対応 VRMVRM10Avatar(PerfectSync設定)
VRM (単純な Joy / Angry などのプリセットのみ)VRM10Avatar(Preset設定)

出典

VRCFaceTracking (VRCFT) はオープンソースプロジェクトです。

VirgoMotion / LiveStudio 自体は VRCFaceTracking のコードを同梱していません。 ここで触れている Unified Expressions のブレンドシェイプ命名規則 は VRCFaceTracking プロジェクトが整備しているもので、 LiveStudio SDK はその命名と互換性のあるアバターの表情パラメータを操作する機能を提供します。

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